モノづくりとテクノロジーをつなぐ営業として、Qtで見つけた働き方
6月 24, 2025 by Qt Group 日本オフィス | Comments
こんにちは、Qt Groupで自動車業界をメインにアカウントマネージャーをしている長井良憲です。生まれ育ちは埼玉県久喜市です。週末はサーフィンや釣りに出かけたり、お囃子やバンド活動をしたり、趣味がたくさんあり基本的に外で過ごすことが多いです。
海外国内問わず旅行もとても好きです。最近は国内でも行ったことがない地がたくさんあると思い、車中泊をしながら家族と一緒に日本各地を巡るのがマイブームです。
Qtに入社後、これまでとはまた違う業界に飛び込んだことで、仕事に対する考え方も少しずつ変わってきました。今回は、そんな自分のキャリアや、Qtでの働き方についてお話しします。
営業として積み重ねた経験と、Qtへの転機
これまでのキャリアは、一貫して営業職です。大学卒業後は、日本の製造業で13年間、家電や自動車業界のお客様に向けた部品の営業を経験しました。当時は「海外拠点が多いこと」「大きすぎない会社規模」といった点に惹かれて就職を決めました。職種については強いこだわりはなかったものの、モノづくりよりも人と接することの方が自分には合っていたため、自然と営業という道を選びました。
営業という仕事の面白さは、お客様と直接対話しながら、その課題や展望に触れられることだと思っています。私は出張も多いのですが、せっかくならその土地の文化にも触れたいので、できるだけ地元の飲食店に足を運ぶようにしています。その土地ならではの食材や名物の話題は、商談の場でも自然と話が弾むきっかけにもなります。
もちろん移動やスケジュール調整など、体力的にハードな面もありますが、その分なかなか自分で足を運ぶことがない地域に行くことができ、自分なりの楽しみを見つけながら仕事ができることも、営業職の魅力だと感じています。
その後はイタリア系のフィルターメーカー、スイス系のシミュレーションソフト企業を経て、Qtに入社しました。Qtとの出会いは転職エージェントからの紹介でしたが、幅広い業界と関われる点に興味を持ちました。前職ではほぼ自動車業界に特化していたため、Qtであればより多角的な視野が持てるのではないかと感じたのがQtに入社した大きな理由となりました。
グローバル企業での経験
これまでイタリア、スイス、フィンランドと、それぞれ異なる本社文化を持つ企業で働いてきました。ラテン系の企業は自由でフレンドリーな一方で、業務上の緻密さが求められる日本の顧客との間にギャップを感じる場面もありました。しかし、文化圏の異なる企業での勤務を経験してきたことで、自分の中での引き出しを増やすことに繋がったと感じています。
Qt Groupはフィンランド発の企業で、前職と比べると比較的ゆったりとしたペース。働きやすさと柔軟性のバランスが取れている印象です。「こうあるべき」といった固定的なルールに縛られず、「いろんな方法を試してみよう」というカルチャーがあるのも魅力のひとつです。
アカウントマネージャーとしての役割とチーム連携
現在は、自動車・二輪・建機・農機・産業機械など、多様な業界のお客様を担当しています。既存のお客様にはQtの活用範囲を広げていただくこと、新規のお客様にはQtの技術がもたらす価値をしっかり伝えることが主なミッションです。
私の役割は、お客様の課題や事業戦略を丁寧にヒアリングし、それぞれのビジネスに合った最適なソリューションを一緒に考えていくこと。技術的な相談があれば、社内にいる優秀なSolutions Engineeringチームにすぐ相談できるのも大きな強みです。Qtにはそれぞれの分野で高い専門性を持った仲間が多く、信頼して任せられる環境が整っています。
その分、他チームが力を発揮しやすいように事前準備や情報共有を丁寧に行い、営業として“いいステージ”をつくることも大事な仕事だと感じています。
Qtで働く楽しさと魅力
自動車業界に限らず、二輪や建機、農機、産業機械など幅広いお客様と接する中で、自分の視野が自然と広がっていくのを感じます。これまで長く関わってきた自動車業界の延長線上にありながら、まったく違う景色が見えてくるのが、Qtで働く面白さのひとつですね。
また、ソフトウェアという変化の速い分野で、AIをはじめとする最先端技術に日々触れられることも、この仕事の大きな魅力です。変化の少ない環境よりも、毎日新しい発見がある方が性に合っているので、常に刺激を受けながら働ける今の環境には大きなやりがいを感じています。
さらに、働き方の柔軟さも嬉しいポイントです。休みは自分で調整しやすく、週末は趣味に思い切り没頭できます。自分のペースで仕事を進められる裁量の大きさも、Qtの魅力のひとつです。
評価制度が明確で、自分の努力や成果がしっかりと見えるのもモチベーションにつながっています。昨年は営業成績が評価されて、「Sales Club Trip」としてバリ島へのインセンティブ旅行に参加できました。自由行動の日にはサーフガイドを頼んで、現地の波に挑戦しました。普段の仕事から離れてリフレッシュできる貴重な機会となりました。
Qtで働く未来に向けて
Qtで働くようになってから、自分の中の世界が大きく広がったと感じています。
業界も技術も幅広く、毎日が新しい発見の連続です。特に、自分の裁量で物事を進められる働き方は、営業としてだけでなく、ひとりのビジネスパーソンとしての視野や判断力を磨く場にもなっています。
Qtでアカウントマネージャーとして活躍していくうえで大切なのは、「こうじゃないといけない」といった思い込みにとらわれず、柔軟な発想で取り組めることだと思います。自分の仕事のゴールを意識して、自立的に考え、オーナーシップを持って行動する。そんな姿勢があれば、たとえ最初からすべてを知っていなくても、仲間と協力しながら必ず前に進めるはずです。
趣味も仕事も、思い切り楽しみたい。新しい業界や価値観に触れてみたい。そんな方にとって、Qtはきっと刺激的で、働きがいのある場所になると思います。
最後に―Qt Japanでは、新たな仲間を募集中です
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。「Qtって面白そうだな」「自分の経験を活かせるかも?」と少しでも感じた方は、ぜひ Qt Jobs | Software Jobs から現在募集中のポジションを覗いてみてください。
「まだ応募するかは分からないけれど、ちょっと話を聞いてみたい」という方には、カジュアル面談もご用意しています。あなたのこれまでの経験や興味、そしてQtで実現してみたいことなど、気軽にお話ししていただければ嬉しいです。私たちのチームの雰囲気や文化も、ぜひ直接感じ取ってください。
お会いできる日を楽しみにしています!一緒に、テクノロジーで日本を盛り上げていきましょう。
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